吸い込まれてしまうように時を見据える両の深緑
陶器の純白を写したように透き通る肌は神秘的な印象を植え付けていく
愛の言葉を囁くと
陶器の肌は夕焼け空のように赤く染まり
言葉に困る貴方は可愛いらしくて
でも貴方の気持ちは私の方を向いているわけではないのだと脳裏を掠めるだけで例えようのない何かが私の心の中をとめどなく駆け巡る
それは手に入れる事ができない悲しみや憎悪に似ているのだ
「彼をこの手で…」
恋は人を狂わす麻薬
つかれば二度と空をのぞめぬ泥沼のように
嫉妬に駆られた者に幸福という路は遺されることはない
そうこれは罰なのだ
ああ誉れ讃えよう
哀しき武人の最期の時を
愛する罪
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